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3月 02, 2008

中国製冷凍ギョーザと面子(メンツ)

2月末に日中の警察・公安の情報交換会が行われた後で、中国側が(日本側が抱いていたのとはウラハラに)一転、「中国側は悪くない」(中国で混入された確立は非常に低い)と主張を始めた。
 さすがに私もこの展開は想定していなかったが、これは中国の「面子(メンツ)」に対する考え方を理解する必要がある。
 日本は事件の早期解決、真相解明の為に、(中国の春節にも関わらず)事実を「消去法」で積み上げてきた。もちろん、「どちらかといえば日本で起こるよりは中国での可能性が高いはず」という「心の中の決め付け」が無かったわけではない。
 ただ、結果として、中国側に逃げ場を失わせてしまったのは失敗だった。
 細かく書けば長くなるのでそれは避けるが、とにかく、「オリンピックを開催しようとしている、世界が経済的にも注目している国」に対して「日のいずる国」がイチャモンをつけた格好にすりかえられてしまったのである。

 日本人がもっとも理解できない、中国の「面子」に触れてしまったのである。
こうなってしまうと、中国という国はどんなに客観的な事実をもとに論理的に実証しても、世界を敵に回してでも「中国で混入する可能性は非常に小さい」から「中国での混入はありえない」とさらに強行になっていくだろう。
 人のウワサも75日。ゴールデンウィークのころには「そんな話もあったねぇ」となり、8月8日には何も無かったようにオリンピックが開会の日を迎える。
 これが中国政府のシナリオだろう。
 だが、日本人のBSE問題の時のことを忘れてはいけない。

ここで中国政府の誤算になると思う。だけど、今、今後の中国は食料を日本に輸出する余裕はなくなってくる。日本がもっと警戒しないといけないのは全世界的に見たときの食料争奪戦の問題である。

 中国の人たちはすでに松阪牛の霜降りのように、世界中に華僑さんたちのネットワークができている。彼らは「中華人民共和国」ではなく、「中華」という概念が根底にある。

 どうする、ニッポン!?  (中国の人たちとどのように付き合っていくのか、をきちんと国家戦略から民間レベルまで、きちんと研究しないと困るのは日本ですよ)

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