第72回四大学英語劇大会 2008年11月9日 慶應優勝!
第72回四大学英語劇大会が埼玉県の志木市民会館で行われた。
私がTOMMYで優勝した第44回は既にパンフレットの「歴史」の欄の下から2番目。私をドラマに引きずり込んだPippin 第42回は既に掲載から外れている。
でも相変わらず照明は龍前さん。
昨年の慶應は私の「優勝でしょ!」の予測に反して「セットが大げさ(⇒エコでない)」という理由で優勝を逃してしまった。それにも関わらず、今年も相変わらずの凝ったセット。
面白かったのは慶應の前に上演した早稲田と同じ「月」が再び現れたこと。夜も更けているのに地平線に近いところに満月は居ないだろう、とか突っ込みながらの観戦。
早稲田のとは違い、慶應のセットは上演中に壁に掛けた絵が落下することもなかった。
(3つも落ちるか?)
セットを見て笑ってしまったのは、「相変わらず2階がある」ということである。昨年も左右に広がりのある舞台だけでなく、2階部分を作った立体的なものであったが、今年も、という感じであった。 早稲田の次に慶應を観戦したが、その時点で「慶應は優勝する」と確信したが、そのとおりに今年はきちんと優勝してくれた!
Best Performer Prize 慶應の主役 Amanda ではなく、お母さん役のMiriam。
個人的にはアマンダが取ったと思いました。英語も上手だったし、カワイかったですし。
アマンダ、ちょっと残念だったけど、優勝したのでOKとして下さいね。Miriam、おめでとう。
English Prize: ひとつだ まぁそうですね。(でもRynnが一人で頑張っちゃったところもあり)
Stage Effect: 慶應 良く頑張りました。 今年は四プロダクションともセットもので、立教とかも良かったですが、慶應のものがメリハリ、一日のうちの時間帯等、わかりやすかったです。もちろん、セットだけでなく、サウンドもライトもコスメも良かったですよ。「全体的には破綻がなく、キチンとまとまっていた」でしょうか。
全体的なコメントを個人的な視点から:
・役者の人たちは、まず出演者どうしで「会話」を成立させること。
・その次にオーディエンスとの会話を成立させること。つまり、聞かせるセリフはきちんと聞かせないとダメ。
・各劇のあらすじと見せどころは日本語で丁寧にパンフに解説すること。スクリプトの時代背景並びにスクリプトが作られた背景も含めて。作者の紹介も。
・暗転は少なく、短く。 スクリプト上暗転が多い場合は極力短く。なおかつ暗転前後の変化を大きく。
・帰国子女の出演をある程度考えるべき。高校まで受験勉強をやってきた人たちが大学に入って「使える英語を身につける」その努力に敬意を表するべきであって、初めから英語がペラペラ喋れる人が出ても面白くない。ネイティブとかネイティブに近い帰国子女の人たちは裏方で英語指導をする、とか、スクリプトの背景を読み解くとかで力を発揮してはいかがでしょうか?
・みなさん、長いセリフをちゃんとやり取りしているのは感心しました。
・1年生キャストが多いですが、我々の頃(30年前)は3年生も2年生もキャストをやっていた。うまく言えないが、「キャスト=1年生」はもったいない。
・個人的には軽いコメディ系の明るく、肩の凝らないものが好きです
早稲田: セットが雑(昨年もあのセットながら優勝したので、セットの影響力は少ないのか・・・) 吃音の英語は難しいですね。 アメリカ人は「大人はデブ、子供はガリ」とステレオタイプ化するとコスメとかがやりやすいと思う。 マジックはよくできました。
英語はもっと徹底的に頑張りましょう。でも、セットのデフォルメの仕方は伝統的ですね。
慶應:セット・キャスト・スクリプト等、全体のバランスは一番良かったと思います。英語も聞きやすかった。比較的ナチュラルメイクなのも慶応の伝統。
立教:面白いスクリプトだけど難しい部分もありますね。コネクションではないほうのメインのドアの周囲から光が漏れていたのは残念。暗転のたびに「同じ部屋だけど時代によって調度品を変える等の工夫がほしかったです。私が気付かなかっただけ?
ひとつだ:相変わらず、女性キャストと男性キャストの英語の「差」が大きい・・・
スクリプトも難しいし。
2009年も楽しみにしてます。
ところで・・・・
各プロダクションもFUESSAも会場に行けなかったOBOGがいかに四大の結果に関心を持っているかを知って欲しい。実際に私のブログは結果が知りたくて検索した結果からたどり着いた人たちで炎上しそうになった。
各プロダクションもFUESSAの人たちも、結果は即UPしてほしい。
そろそろOBOGの力もあわせて「恒久的なウェブサイトの構築」をめざしてはどうか?
学生さんたちだけでなく、社会人、主婦、シルバーの先輩たちがいくらでもサポートしてくれると思う。
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コメント
はじめまして。
私は恐らくさとーるさんの四大での後輩かつお知り合いではないかと思います(笑)
立教のさとーるさんと異なるのは、私は慶応で、90年にディレクターをしておりました。
1年生のときにキャストで歓喜の優勝を味わい、肝心の3年生のときに勝てなかった、今や齢40にもなって、いまだにひきづる者であります(笑)
私の上の先輩方との関係では、私の現役学生時代に、Pippinの主役とMPを通じてご一緒したことがあり、また、Death Trapのディレクターとご一緒にアルバイトをしたことがあります。Death Trapの主役とは未だにお付き合いがあります。(いずれもここでは個人名は伏せます。)
実は私も、代にして5つ上のさとーるさんと同様、1年生のときの88年以降、LA赴任時代の01~04年を除いて、四大をほとんど全て見ています。ランスルーなどのリハーサルにも行っていました。
06年以降、再びリハーサルで多少なりとも現役とご一緒するようになり、昨年の08年はかなり入れ込んでいましたので、結果的な優勝はとても嬉しいものがありました。
私は、OBとしては現役と結構密に過ごしてきたほうなので、私の現役時代から眺めてきていて、変わらないもの、変わったものをそれなりに見てきていますし、いろいろな思いとそれなりの評価を持っています。内容の話を始めますと、かなり長くなりますので、ご一緒する機会がありましたら、是非ともお話したいと思います。
私は、特に昨年はかなりかかわってしまったこともあり、思い立って、昨年末にDeath Trapまでの過去25年間の主要メンバーのリストをいろいろな代の協力を得て作成し、過去のOBに連絡をつけるようにしています。
このベースを基に私のほうでもワンストップで必要な情報が得られる恒久的なウェブサイトを作ろうかと考えています。
照明はあいかわらず龍前さんですが、音響もあいかわらず某奥沢在住の方のところです。Pippin、Tommyの時代を私が現役時代の20年前から今に至るまで懐かしがっています。私も時折連絡を取っています。
ということで、実は今週末にもお会いすることになるような気もするのですが、ご連絡をとりあえれば幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
投稿: とにお | 5月 13, 2009 01:15
返事有難うございます。
いやいや現役も熱いですよ。
例えばディレクのGPをとりたいという熱い想い、光輝く目は僕らの頃と全く変わっていない気がします。立教は我々の頃より1ヶ月も練習期間が長くなりました。それだけ四大にかけているのかと思います。
ただ退部や兼部は多くなりましたね。部員の人数も大きく減り一時期のひとつだは存続すら危ぶまれていた時期がありました。
あと二週間もすれば今年の台本が出揃いますね。ここ二年各大学は台本選びに失敗しています。今年はどうかなと今からから楽しみです。
投稿: さとーる | 5月 12, 2009 22:58
さとーるさん、コメント有難うございます。
裁判員制度が始まろうとしている現在、学生時代にディベートを経験したこと、裁判員制度と「日本におけるディベート」等を考えてしまう今日この頃です。
四大ドラマというのは学生ESSにとって人生の転機になってしまうほどの大イベントだったのですが、最近はどうなのでしょうね。二度と同じ体験ができないからこそ先輩が現役に熱く語り、語り続けなければならないのかもしれません。
おそらく現役の人たちにはピンとこないと思いますが、「熱い先輩がいたな」という思いが、現役の人たちが先輩になった時に開花してくるのかもしれません。そして、現役の人たちの親が伝えられなかったことを先輩が伝えたりすることも大事なのかもしれません。
我々はPippin(42回)、Friends(43回)、Tommy(44回)の同窓会を2010年暮れにやろうと動き始めています。
恒久的なWEBサイトはそういった活動を知ってもらうことにも役立つので、ぜひ立ち上げたいと思っています。
これからもよろしくお願い致します。
投稿: | 5月 12, 2009 09:33
こんばんは、初めまして。
偶然ここにたどり着き昨年の四大に関するコメントを詳しく書いてあるのでうれしくなり思わずコメントさせていただきます。
私は第47回~49回にキャストで四大に参加させていただきた立教OBのものです。47回の慶応は"Twelve Angry Men" by Mr, Todakaでしたね。
卒業後も海外赴任以外は毎年本公演を観にいってます。
それだけでなく毎年後輩に呼ばれ練習にも参加させていただいてます。去年は慶応にも声がかかり日吉までコメントをしに行って参りました。アマンダ確かに可愛かったですね(笑)。でも彼女のよさはガッツです。今年こそBPと張り切っているはずです。
「恒久的なウェブサイトの構築」いいですね。ここ最近四大のレベルは確実に落ちています。こういうのがきっかけで四大のレベルも上がっていってほしいと思います。
最後まで読んでいただき有難うございます。
今年の四大ででもお会いし、色々とお話できればと思います。
突然の書き込み失礼しました。
投稿: さとーる | 5月 12, 2009 00:32