内部留保は何のために?
2009年が明けたばかりの今、自動車関連の会社が軒並み「赤字」と言ってもあまり衝撃は走らないが、昨年末、各社が赤字を発表し始めたころはマスコミはここぞとばかり、いや「この世の終わり」とばかり報道をした。そうした世論を「正論」とばかり各社はリストラ策で人員削減を打ち出している。
もちろん、自動車の販売台数が減れば生産台数も減り、それとリンクして「変動費」である生産に関わる「生産現場にいる」人は減らさざるを得ないのは事実。
言い方を変えるならば、生産量にリンクする部分では生産量に応じて「人員を増減させる」か、生産量に応じて「給料を増減させる」かのどちらか(多くの場合はまず残業をカットするが、ラインスピードが限界以上に遅くなると人員削減、工場閉鎖となる)。
今まで円安でもうかった時にはあまり「儲かった儲かった」とは言わない癖に、円高になった瞬間に「赤字赤字」と騒ぐのは如何なものか。
為替の問題は要するにアメリカでのマネーゲームの破綻の一部。地震の後の津波のようなもの。
まぁ、企業の大きさ、グローバル度合い、その他色々とあるので一概には言えないが、日本の企業が不調になれば税収も激減するのだから、政府ももっと真剣に考えてほしいし、官民一体となって知恵を出して乗り切って欲しい。
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